障がいのある方のために
栄養士として、何か提供したくて
現在、P.P.P.プラットフォーム!玉島にある障がいのある方が活躍する焼き菓子・ケーキ店「グラン」で、皆さんと一緒にケーキやマドレーヌなどをつくったり、どうやったら、皆さんが他の洋菓子店や製造・調理の仕事で活躍できるかなどを考えたりする仕事をしています。学生時代は栄養士の勉強をしていて、その資格を活かせる仕事をと思い、就職活動をしていました。大学のゼミで「自閉症の方でもひとりでつくれる料理・レシピを考える」というテーマで研究をしていて、障がいのある方に料理を通じて、何か提供したいと思っていたときに出会ったのがP.P.P.。見学に行ったときに、P.P.P.を利用される方の笑顔と、働く人の雰囲気を見て、ここで働きたいと思いました。面接でも、ざっくばらんにお話をさせていただき、「栄養士の資格を活かして、こんなサービスも提供できたらいいね!」と一緒に盛り上がったこともあり、ここしかないと思って入社を決意しました。
ここを卒業して、いつか企業で働いてほしい…
そのためにアイデアを考える毎日が楽しい
この仕事の面白さは、障がいのある方が活躍できるように、どう私たちが支援していくかを考えることにあります。例えば、クッキー生地を一定の厚さにカットしていく作業。どうすれば、均一に切れるようになるか。そのために、牛乳パックで手作りしたガイドをつくってみたり。うまくいかないときは、また新しいプランを考える。こうして、繰り返し試行錯誤しながら、「できるようになった!」と笑顔になった瞬間が一番うれしい!こうした積み重ねを繰り返し、その仕組みを使って他の洋菓子店や飲食店でも、活躍していただける環境をつくること…それが一番の目的でありミッションです。最近では利用者の方のおひとりが「障がいのある方のための就職支援のサービスに携わりたい」と調理以外の仕事に興味を持たれる方もいて。その方のために、パソコンの使った業務などをお願いするようにしています。これからも、たくさんの方がここを卒業して、地域で活躍されるよう、応援し続けたいですね!
ここで自分がやりたいことを話せば
それを応援してくれる環境がある
入社して2年。実は今の仕事以外にも、これからチャレンジしたいことがあって。それは「栄養士」としての資格を活かした業務。管理栄養士としての仕事だけでなく、例えば、一人暮らしを目指す方に、栄養のバランスを考えた食生活のレクチャーをしたり、自分一人でできる簡単なお料理レシピを提供したり。今は目の前の仕事にいっぱいで、そういったことにはまだチャレンジできていないのですが、いつかはそういったことにもチャレンジしたいと上司にも話していて、その実現のチャンスを狙っています!
今、就職活動をしている方に。P.P.P.には、就労支援だけでなく、たくさんの事業があります。自分の中で「こうしたことにチャレンジしたい」という想いがあれば、上司の方や部長にも、ちゃんとお話ができる環境。私もときどき、今の夢や目標を話しています。自分がチャレンジしたいと思えば、実現できる環境。ぜひ、あなたも面接のときに、やりたいことや夢を、話してみませんか?きっと、ここならその想いを叶えられる環境があるはずです!