学生時代はバイトと部活の日々。
そんな私も、今ではマネジメントする立場に。
私は現在、地域活性化領域の責任者として、例えば地域で暮らす障がいのある方のお宅に訪問し家事援助や介護などのサービスを提供する「P.P.P.エスコート!」やお困りごとに対して、その解決のための支援計画等を提案する相談支援事業所「P.P.P.コンシェルジュ!」など、地域生活を支える事業所・サービスをマネジメントする仕事をしています。でも、学生時代にはそんな仕事を任せてもらえるなんて、全く想像もしていませんでした。当時はバイトと部活に明け暮れる日々。実はこの法人のことを知ったのも、バイト先の福祉職員の飲み会でもらった名刺がきっかけ。それがご縁で実習を受けることになり、その時に職員の皆さんがみんないきいきと仕事をしていてたのを見て、ここで働きたいと就職を決めました。とはいえ、その時は特別、成長意欲があったわけでもなかったんです。
仕事をしてから「成長したい」が強くなった。
その想いに応えてくれる、環境があった。
入職してからは、本当に色んなことを経験させてもらいました。例えば「グアム旅行」。障がいのある方やそのご家族との海外旅行…当時障がいのある方のパスポートの取得すら大変だった頃に、どうすれば実現できるのかの企画から色々な手配業務といった実務まで、メンバーとして携わらせてもらったことで、今までにないことを成し遂げる面白さや、自身の成長をすごく実感しましたね。また、障がいのある方と向き合っていく中で、より良い支援を提供するために「もっと勉強したい」という思いが強くなり、色々な資格取得にもチャレンジさせてもらいました。介護福祉士や社会福祉士、精神保険福祉士の資格も、実は仕事を始めてから取得したもの。さらに、障がいのある方のアセスメントに関して、より正確に、よりその方の状況をきちんと理解すべきではないか…そう考え、障がい程度区分認定調査員の資格取得や、障害のある方のアセスメントに関する新しいプロジェクトを任せてもらったりするなど、本当に色んなことを経験させてもらいました。結果、色々な方との人脈が生まれ、県が行うサービス管理責任者研修の講師や、行政機関が発行するパンフレットの編集・監修など、さらに色々な経験をするように。どんどんと自分の成長を実感できるようになりましたね。
まだまだ新しいことにチャレンジ。
福祉の仕事に、終わりってないから。
入職してもう20年以上経ちますが、まだまだ、色んな新しいことにチャレンジさせてもらっています。実は今年の4月から、新たに地域創生や法人の中長期計画に関するプロジェクトリーダーに抜擢していただいて。例えば、過疎に悩む地域に対して「障がいのある方が活躍する」ことで、福祉分野などの地域インフラの充実や新たな地域産業の創造などにつなげていくという、国家レベルの取り組み。ボランティアや慈善活動だけでなく、障がいのある方と地域の方が手を取り合うことで、お互いがWin-Winになるシステムやビジネスの開発。未知の経験なので、大変なこともたくさんありますが、こんな経験をさせてもらえることなんて、滅多にないチャンス。楽しみながら、もっと自分を成長させていきたいなって思います。
福祉の道で頑張っていきたいと思っている学生の皆さん。P.P.P.なら、たくさんの成長のチャンスがあり、他では絶対にチャレンジできないようなことにも挑戦させてもらえる環境があります。ここで経験したことが、10年後・20年後、絶対にあなたを「福祉のプロフェッショナル」へと成長させてくれるはずです!